若手漫才師の登竜門とも言えるM-1グランプリ。
そんなM-1において、ファンの間でよく聞かれるのが、
「センチネルってM-1向きじゃないよね?」
という声です。
果たして本当にそうなのか。
この記事では、
なぜセンチネルはM-1で評価されにくいと言われるのか、
そしてその裏にある本当の強みを考察します。
なぜセンチネルはM-1で評価されにくいと言われるのか?
理由① 一発目の爆発力が弱い
M-1では、
登場30秒〜1分で会場を掴めるか
最初の笑いが大きいか
が非常に重要です。
センチネルの漫才は、
導入が静か
設定説明が丁寧
笑いまで少し時間がかかる
ため、最初のインパクト勝負に弱いと言われがちです。
理由② 「分かりやすさ」より「違和感」重視
M-1で評価されやすい漫才は、
誰でもすぐ理解できる
大きなリアクション
明確なボケとツッコミ
が揃っていることが多いです。
一方センチネルは、
小さなズレ
言葉の違和感
間で笑わせる
という、気づいた人だけが笑える構造。
審査員や観客全員に同時に刺さるタイプではありません。
理由③ テレビサイズに最適化されていない
M-1はテレビ番組。
カメラワーク
観客の笑い声
短時間勝負
が前提になります。
センチネルの良さである
静かな空気
会話の温度感
細かいニュアンス
は、テレビ越しだと伝わりにくいこともあります。
センチネル漫才が持つ「本当の強み」
ここからが本題です。
強み① ネタの完成度が高く、ブレない
センチネルの漫才は、
設定
キャラクター
言葉の選び方
が最初から最後まで一貫しています。
大きな爆発はなくても、
崩れない・雑にならないという強さがあります。
これは経験値がないと作れない漫才です。
強み② 観るたびに評価が上がるタイプ
M-1は「一発勝負」ですが、
センチネルのネタは繰り返し観て強くなるタイプ。
2回目で気づく
後からじわじわ来る
セリフが頭に残る
という構造になっています。
これは、
ライブ
配信
YouTube
と相性が良く、長く支持される芸人の条件でもあります。
強み③ 審査員好みの「技術」は実は高い
派手さはありませんが、
間のコントロール
ボケの温度調整
ツッコミの強弱
といった基礎技術はかなり高い。
爆笑を取りに行かず、
「ズレを成立させ続ける」技術は、
実はかなり難易度が高いです。
M-1向きではない=ダメ、ではない
過去を見ても、
M-1では伸びなかった
でも後に評価された
という芸人は多く存在します。
センチネルも、
劇場
ライブ
ネタ動画
で評価が積み上がっていくタイプ。
M-1は通過点であって、ゴールではない
というスタンスが、逆に合っている芸人とも言えます。
まとめ|センチネルは「大会型」より「熟成型」
センチネル漫才の特徴を一言でまとめると、
「大会向きではないが、長く愛される漫才」
一発勝負より積み重ね
爆笑より違和感
即効性より持続性
M-1の結果だけで評価すると見落とされがちですが、
時間をかけて評価されるタイプの実力派コンビです。


コメント